転職コラム

2022/02/28

第二新卒の転職はもう難しくない!転職することのメリットと成功するためのポイントとは!?

第二新卒とは?

・第二新卒の定義

第二新卒とはいつまでの年齢を指すのかご存知でしょうか。法律的な定義はありませんが、一般的には会社に就職し3年未満を指すことが多く、25歳前後の年齢と言われております。

第二新卒の転職マーケットの変化

・有効求人倍率の変化による「売り手市場」化

有効求人倍率とは簡潔に伝えると、求職者1人に対して何件の求人があるのかという指標になります。リーマンショック時はこの有効求人倍率が0.45となっておりました。

つまり求職者1人に対して求人が1件もない状態となっていたため、求職者が企業を選ぶことが難しい「買い手市場」となっていたのです。昨今は労働人口の減少や景気の回復もあり有効求人倍率が10年強で大幅に上昇、2020年の数字ではコロナの影響を受けながらも1.18求人、およそ2.6倍増加した形になります。そのため求職者が企業を選びやすい状況に変化し「売り手市場」に変わっていったというわけです。

・求人サイトから見える第二新卒歓迎求人の変化

大手人材サービス各社の求人票を見ても第二新卒歓迎という求人は年々増加傾向にあります。マイナビ社の求人サイトを例にとると全体で1万8000件強の求人が出ている中で第二新卒歓迎の求人は1万3000件、80%強が第二新卒歓迎の企業様ということになります。

労働人口の減少や景気の回復から上昇した有効求人倍率、実際に大手の求人サイトでも80%を超える第二新卒歓迎の求人、5年、10年前の第二新卒での転職は「まずい」「経歴に傷が入る」というようなイメージは着実に変わってきているんです!

第二新卒で転職するメリットとは?

・第二新卒は大手企業に挑戦できるチャンス

第二新卒歓迎の求人の多くは社員数が500名を超えるような大手企業になります。

ベンチャー企業や中小企業と違って教育にかけるリソースがあるため、大手企業のほうがポテンシャルでの受け入れがしやすく、その分求人数も多いです。若くして大手企業に挑戦したいという思いを持たれてる方は第二新卒という特権を使い良い転職に繋がるチャンスということです。

・異業種に挑戦しやすいのは圧倒的に第二新卒が有利

近年未経験から「エンジニア」「営業」「マーケティング」等の求人が増えてきております。こうした求人の多くは20代前半の方をターゲットにしている場合が多いです。それも30代になってからの異業種への挑戦だと、今まで培ってきたスキルや経験が確立されている場合が多く、全く経験のない異業種へのトライはハードルが高いです。

そのため20代前半でまだまだ新しい知識を吸収するハードルの低い第二新卒の方向けの求人が多くなっているという背景があります。

第二新卒の転職を成功するためのポイントをステップごとに解説

・ステップ①~自己分析~

何をするにもまずは「自己分析」です。自分は今まで何に不満をもっていたのか

将来どんな環境でどんな人とどんなことをやりたいのか?

そうしたことを整理することから始めましょう。

・ステップ②~転職理由の整理~

第二新卒での選考の場合、面接官がまず確認するのが「転職理由」です。この部分がしっかり言語化出来ていない、ないしは人と合わなかったなど次の職場でも一定可能性のある理由になってしまうと、次の会社もすぐに辞めてしまうのではないか?と不安に思われてしまいます。なぜ辞めようと思ったのか?という観点では他責にするのではなく、自分がどうなりたいと思ったからといったような前向き且つ自責な転職理由にしましょう。

・ステップ③~志望動機の明確化~

どの面接でも聞かれる「志望動機」転職活動の中で複数社受ける方が一般的になっている現状で各社の志望動機を作るのは大変困難なものかと思います。ただそうした困難に対して志望動機を作りこまず「成長できると思ったから」「無形商材に挑戦したかったから」「職種を変えて転職したかったから」等の理由だと、面接官はほかの会社でも叶ってしまうんじゃないか?と判断されてしまいます。ここの「志望動機」が明確に言えないだけで早期離職の懸念をされることもしばしば・・・そうならないように志望動機の明確化はしっかりしてから望みましょう。お勧めの志望動機の作り方としては、軸を3軸程作り会社の事業軸、業務内容軸、社風軸等で作ると各社に対してオリジナリティが出て明確な志望動機に繋がりますのでしっかりと準備していきましょう。

・ステップ④~自分の強み/弱みの言語化~

こちらも面接では高頻度で聞かれる質問の1つです。面接という限られた時間の中で求職者のことを理解するためにも友好的な質問と言えます。ポイントとしては、それぞれ何が強み/弱みなのかをまず端的に伝え、その次に具体的なエピソード、その時のエピソードに対してなぜそのような結果になったのか、ここをしっかりと言語化する必要があります。

自己分析を行い過去/未来に対して考える、転職理由、志望動機、強み/弱みの言語化ここまでの準備ができると自分がどんな業界のどんな企業を受けたいのか、そうした企業に受かるための準備が整います。

この記事を書いた人

Mキャリ 編集部編集部 ライター

明光キャリアエージェント 編集部です。 求職者の皆様にとって有益な情報を発信していきます。

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